沖縄苗字のヒミツ | OAM(沖縄オルタナティブメディア)


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2011-05-05

『沖縄苗字のヒミツ』

著者
武智方寛
出版社
ボーダーインク
発売日
2011-03-07

〈金城〉をキンジョウと読む。それが当たり前で育ってきた私にとって、沖縄の苗字ってそんなに興味持たれているのだろうか?何がヒミツなのかが不思議で、巻頭「はじめに」にあるように実際にインターネットで「沖縄」「苗字」で検索をかけてみました。すると、本当に出てくる出てくる・・・・・・沖縄の歴史的見地から単純に沖縄病の観光客の視点からダジャレまでと様々なサイトやブログがヒットするのです。

本当に沖縄の苗字は注目されているんだ!それを確認し、はじめてなぜそんなに不思議なのかを知る為に読み進めました。

沖縄(琉球)は琉球処分・沖縄戦といった歴史の中で翻弄されてきた事はなんとなくこれまで読んできた本などの情報から知りはじめていたけど、それは民の生活や言語だけでなく、苗字までもがその渦中にあったというのです。

「大和めきたる」苗字を禁止され、2文字の苗字が3文字に変えられたかと思ったら(薩摩によるものと通説となっていますが、まだ検討の余地ありとの事です。)戸籍の誕生とともに、地名のようなものや屋号が苗字として登録されたのはいいが、読み方や発音が方言のままだった為 日本語による読み方、読み替えが行われるようになったというのです。それはわずか100年程前の事、100年前には〈キンジョウさん〉〈ヒガさん〉と呼んでも誰も返事をしてくれなかったというのです。

「大和めきたる」苗字を禁止されたのも、読み替えが行われたのも本土による沖縄への差別や偏見から来たもので、それは、わずか50年程、そして戦後の混乱で現在の読み方にいつのまにか統一されていったという沖縄の苗字達。私からするとその方が不思議でなりません。

でも そんな差別や偏見の中、沖縄の独自性を『ユニークネス』と呼び、誇りを持って沖縄学に取り組み続けていたという伊波(イファ)普猷のような人がいたから、沖縄の独自性が守られた部分もあり、それが沖縄の苗字は不思議・おもしろい・かっこいいに繋がっているのかもしれません。 

次は県内の地域・地域独自の苗字などの話も読んでみたいです。

(多田明日香 2011/5/5)




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1996年日米政府によるSACO合意で謳われた地元沖縄の「負担軽減」。その大目玉が普天間飛行場の撤去だった。だがふたを開けてみれば名護市辺野古への「移設」しかも巨大な新基地を建設することが真実であった。

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普天間同様SACO合意事項である「負担軽減」策として挙げられた北部訓練場過半の返還。しかし事実は東村高江区を取り囲む6個のヘリパッド建設だった。2007年からの工事強行に対し市民による座り込みの抵抗運動が始まった。

琉球独立.jpg2009年は薩摩侵攻(1609年)から400年廃藩置県(1879年)から130年という節目に当たり、琉球民族の歴史と文化を議論する場が多く設けられた。

P1050801.JPG沖縄の各地を歩いてみると、本土とは明らかに異なる風景にでくわす。そこには独自の歴史が堆積し、琉球石灰岩の裂け目から浮き出している。

P1020962.JPG沖縄のアーティストははその作品の内容が「政治的」であるか否かにかかわらず、政治に対し自覚的であることを試される。いいかえれば「政治的」を意味することの真偽が表現行為を通し絶えずせり出してくる。

nakaima.jpg沖縄のおかれた差別的状況はメディアの問題なしには語れない。本土大手メディアが在沖米軍基地問題をいかに扱わないかは、沖縄メディアと比較すれば一目瞭然だ。

P1080422.JPG3・11東日本大震災はかつてないほどの自然災害となって東北地方の大部分を破壊した。のみならず福島第1原発事故という「人災」をひき起こし、世界がかつて経験したことのない放射性物質の拡散という終わりの見えない恐怖をもたらしている。