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辺野古アセス評価書搬入 県知事「奇異」しかし受理?

2011-12-30

s-P1080676.jpg米軍普天間飛行場の名護市辺野古への「移設」に関した環境影響評価(アセスメント)の評価書提出を予定していた政府は28日午前4時頃、沖縄県庁警備室に評価書が中身と思われるダンボール箱16箱を搬送した。しかし、警戒していた市民の抵抗と待機していたマスコミの監視にあいすべてを搬送することができず、逃れるように退散。その車のなかには真部沖縄防衛局長の姿があったことを、車内にカメラをいれたメディアが報じた。


県庁には朝から多くの市民、議員が集まり、赤嶺政賢衆院議員、山内徳信参院議員、糸数慶子参院議員らが警備室に置かれたダンボール箱の処理をさせないように取り囲むという異様な事態が発生した。

「搬送」は所定の手続きをされず、中身も揃っておらず、評価書を提出したとはいえない。県はそれまで時間外に受け付けるなど政府に協力するようなことはしないとう姿勢を示していた。

辺野古アセス評価書搬入 12/28県庁阻止行動で経過報告その1(動画)





しかしその後の知事と幹部による協議の結果、「行政庁の館内に入ったら到達した(受け取った)」と認め、評価書を受理する方針を決定。年明けの4日に開封し、形式的要件が整っていれば12月28日付で受理する。整っていなければ補正を求めることとした。

辺野古アセス評価書搬入 12/28県庁阻止行動で経過報告その2(動画)




つまり現段階では評価書は揃っておらず「要件は整っていない」。整っていないにもかかわらず受理する方針を示した県の姿勢に対し、集まった議員と市民約200名からは、政府に対して同様激しい批判の声があがった。

辺野古アセス評価書搬入 12/28県庁阻止行動で経過報告その3(動画)




納得できない市民は6階知事公室に押しかけ知事の見解を求めた。これに応ぜざるを得なかった仲井真知事は、評価書の搬送については「奇異なかんじがする」と述べたものの、「要件を満たせば行政組織としては事務手続きを進めていく」と受理する方針を述べた。同時に公約でもある普天間基地の「県外移設」は変わらないとも。

さらに、アセス後に想定される埋め立て申請について問われると、「仮に埋め立てその他の手続きに入ったとすれば『県外に』という考えをしっかりもって対応したい。ただし、事前に『持ってくるな』とか『持ってこい』とは行政機関として手続き上申し上げるわけにはいかない」と分かりにくい見解を示した。

辺野古アセス評価書搬入 12月28日県庁 市民に仲井真知事が説明(動画)



(西脇尚人)


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