借金返済のために水の節約にも心がけるべきです。 日本は山林が多いため水資源に恵まれていますが、水はタダではありません。 日頃の生活で節水を心がけて、月々支払う水道代を減らすようにしましょう。
お風呂やシャワーに使う水
家庭の中で、もっとも水を使うのはお風呂やシャワーなどの入浴用の水です。
一人暮らしならシャワーもありですが、家族で暮らしている場合は、シャワーでは無駄が多いので出来るだけお風呂に入る様にしましょう。
お風呂に入った時にほとんどの方は頭髪や体を洗いますが、その時に石鹸を洗い落とすための水はお風呂のお湯を使う様にすると良いです。
ただし、この方法が有効なのは家族の他の人が既にお風呂に入ってしまっていて、一番最後に入浴をする時です。
そうでないと、お風呂の水が足りなくなって、浴槽にお湯を継ぎ足さないといけなくなってしまいます。
また、家族全員が入った後のお風呂の残り湯は洗濯用の水として使いましょう。
バケツを使って浴槽から洗濯機に水を移すのは大変労力が必要となるので、専用の電気ポンプを使うと良いでしょう。
電気ポンプを使うと電気代が掛かると思うかもしれませんが、ポンプの消費電力は20W程度なので仮に毎日使ったとしても月10円も掛からない程度です。
洗濯機によっては標準で風呂水をくみ上げるための電気ポンプが付いている物もあります。
市販されている洗濯用電気ポンプは3千円程度で購入できるので、後から購入をしても良いですが、使い勝手の良さは標準付属品の方がよいはずです。
そのため、これから洗濯機を購入される方は、電気ポンプ付きの機種を選ぶと良いです。
食器洗浄機の利用は有効か?
食器洗浄機は機械内に水を溜めてその水を循環させます。
食洗機はノズルから勢いよく水を噴出させることで、食器にこびり付いた汚れを洗い落とすのですが、その水は何度も再利用されます。
そのため、手洗いと比較すると大幅に水の使用量は減り、水道代を減らすことができます。
食器洗浄機と手洗いの場合の1月分の水道代を比較すると、食器洗浄機を利用した場合は約80円、手洗いの場合は650円程度です。
では、食器洗浄機は出費を抑えるのに役立つのかと言えば、そうとは言えません。
なぜなら、食器洗浄機を使うと手洗いでは必要のない電気代が掛かるからです。
食洗機の電気代は機種毎に差はありますが平均すると1回の使用で約20円弱です。
仮に毎日1回、食洗機を使ったとすると電気代は1ヶ月で約600円になります。
水道代と電気代の1ヶ月分トータルを比較すると、食洗機は約680円で手洗いは約650円となります。
コスト的に見れば、手洗いも食洗機もほとんど差が無いです。
食器洗浄機を使うことで、皿洗いの時間を節約することは可能です。
ですが、手洗いから食洗機に変えても掛かる費用はほとんど変わらないので、借金返済のためにはあまり有効ではないと言えます。
食器洗浄機を利用する場合は、出費を抑えるのではなく、食器洗いを自分でしなくて済むので時間の節約になると考えるべきです。