食費を削った結果、栄養不足になっては本末転倒

人は食べなければ生きていけません。
だからといって食費を際限なく使っていこう!というのはやはり間違っています。
確かに生活費のなかで食費は一番削りやすく、ちょっと食生活を見直すだけで数千円から数万円カットできるという意味で一番節約しやすい費目ですが、だからといってとにかく食費に掛かるお金を減らせばいいというものではありません。
例えば悪い節約の例として、一食ご飯を減らすようにする。
ダイエットも兼ねて一石二鳥になる、と思うかもしれませんが体のためにはまったくオススメできません。
栄養不足になって体を壊す可能性もあるうえに、栄養が偏ってしまって痩せるどころか太ってしまったという場合も十分考えられます。
ただ食事を摂らないようにする、というのは節約ではありませんのでやめましょう。
健康維持のために1日3食は確保
できるだけ食事は三食しっかり食べることを心がける、これが節約においてもまず大前提です。
もちろん食べ過ぎている自覚があるなら減らしていく必要はありますが、極端に食事の量を減らすことはありません。
普段あまり自炊をしないでコンビニ弁当や外食などに頼りきり、という人はその頻度を減らしましょう。
料理が苦手という人でも最近は「野菜を切って混ぜるだけ」など、簡単に調理できるおかずもあるのでそういったものを使いながら工夫してみてください。
あと節約できるものは嗜好品です。おやつなどはつい食べ過ぎ、買い過ぎてしまう傾向にあるので注意しましょう。
しかしまったく食べては駄目ということではなく、今まで毎日購入していたのを週に4回にするなど、少し減らすようにするぐらいの工夫でもじゅうぶん節約になります。
お酒やタバコなども、自分にとって楽しみなのはわかりますが限度を設けて買うようにしましょう。
ペットボトルのジュースやコンビニで何気なく買っている商品はスーパーやドラッグストアですと安く売っている場合がほとんどです。
そういった所を利用するのも賢い節約法の一つですので、自分の出来ることから節約を始めてみるのが一番です。
バイクの人身事故により借入
あまりつらい仕事はしたくなかったので、これまでコンビニやスーパーのレジしかやってきませんでした。
しかしバイクで事故を起こしてしまったことがきっかけで、借金を背負うことになったのです。
残念なことに自分のバイクの任意保険が切れていて、相手の医療費や修理費はすべてこちらで持つしかありませんでした。
早く被害者と加害者のやり取りを終わらせたかったので、これまで手を付けなかった消費者金融でお金を借りることにしました。
その借金をしたら抵抗がなくなり、その後も欲しいものがあったときに別の業者から借金をしてしまいました。
今は複数ある借金返済がつらく、このままいくと自己破産まっしぐらな状態です。
この状況から脱出するには、もう職を変えるか掛け持ちするしかありません。
力仕事で早期に借金返済を終えた
やりたくなかったのですが、肉体労働をすることにしました。
肉体労働は私がこれまでやってきたバイトに比べるとずっと日当がいいです。
体力には自信が無かったものの、面接時にはスポーツをしていたから自信があると嘘をついてしまいました。
最初は体がついていけず、逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。
でも2ヶ月経つころにようやく慣れ始めました。
収入もアップしたので借金返済額を増やすことができました。
そうやって1年経つ頃には、金利の高い消費者金融の借金を完済することができたのです。
当初から肉体労働は1年のみと決めていたので、借金返済が終わった時点で辞めることにしました。
ただ今後の生活も心配なので、コンビニではなくもっと安定した職に就けるように就職活動をしています。